「屋根のない病院」と呼ばれる軽井沢の癒し効果

緊急事態宣言下、静かなGWが終わりました。

 

例年この時期の軽井沢は混雑で国道が動かなくなるほどですが、こんなに人がいないゴールデンウィークは後にも先にもきっとないですね。

 

写真のように緑が溢れる頃には、また賑やかな軽井沢になっていることを祈って......。

 

軽井沢は「屋根のない病院」

新型コロナウィルスの感染拡大で、これまで以上にヘルスケアの重要性を感じている方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、「屋根のない病院」とも呼ばれる軽井沢の癒し効果について記事にしてみます

 

軽井沢を「屋根のない病院」と最初に呼んだのは、カナダ人宣教師のアレクサンダー・クロフト・ショー。軽井沢に初めて別荘を建築し、避暑地としての価値を世界的に知らしめた人物でもあります。

 

友人とともに初めて軽井沢を訪れたアレクサンダー・クロフト・ショーは、豊かな自然と心身ともに癒される清々しい空気に感動したそう。

 

今から130年以上前の出来事ですが、ショー氏が「別荘を建てたい!」と思った気持ち、理解できますよね。

 

東京では40度近くにもなる8月、軽井沢の平均気温は20.5度。軽井沢の澄んだ空気を吸い込むと体が浄化されるような気持ちになります。

 

また、大正時代には、軽井沢に結核患者の療養施設が作られました。

 

場所は旧軽井沢、万平ホテルの裏手から矢ヶ崎川に広がる一帯です。

ここに「軽井沢避暑団」と称される別荘保有者による自治組織が運営する病院があり、イギリス人医師・マンローが招かれ結核患者の治療に尽力したそう。

 

現在、病院跡地は駐車場になっていますが、「サナトリウム・レーン」と呼ばれる小径があってその面影を残しています。

 

「軽井沢で過ごすと病気が治る」というような科学的根拠はもちろんありませんが、軽井沢という場所のもつ癒し効果が「気のせい」だとは思えないのも事実。

 

標高1,000mの高原リゾートである軽井沢の気圧は、実は母親の胎内とほぼ同じで、人間が最もリラックスできる状態だという説もあります。

 

これは私自身の実体験でもあり、軽井沢で暮らす人は口を揃えて同じことを言うのですが、軽井沢で過ごしているとものすごく眠たくなるんですよね(笑)。これも、標高1,000mの環境が持つリラックス効果によるものではないでしょうか。

 

 

緊急事態宣言が解除され、不安なく行き来ができるようになったら、ぜひ“軽井沢の癒し効果”を感じにいらしてください。

 

  

ベルリネッタ軽井沢からお客様へ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が続き、世界はわずかひと月前とは全く違ってしまったかのように見えます

今、最前線で働いてくださっている方、私たちの生活を支えてくれている方たちに心からの敬意と感謝を申し上げます。

現在、臨時休業を続けておりますが、政府の緊急事態宣言が5月31日まで延期されたことに準じて当面の間休業を延長することを決定いたしました。

再開日については未定で今後の政府の発表等の状況を鑑みながら慎重に検討し決定次第お知らせいたします。

大切な方を守るために、ご理解とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

 

2020年5月8日  スタッフ一同